konpe's 夜の仕事記

民間セクター開発、BoP、Clean Tech

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

週末とロボットとデスバレー

サマースクールをキャンセルしたので授業もなく、いよいよ遊び回る今日この頃。

誘われるままにあちこち顔を出し、突っ込んだ話をするうち、なんだか学校の・自分の現実に直面。 これからの過ごし方を考える機会に恵まれた週末でした。

<金曜>

寮の中にあるパブから近所へと飲み歩く。寮のもう一人の日本人住人yoshiさんと、 前はここに住んでいたyokoさんに誘っていただいた。久々に日本語を沢山話して、ボストンの名所・珍所を教えてもらう。

それにしても、アメリカにはビールの種類がやたら多い! しかもみんな味が濃い。ボストン名物サミュエルアダムスだけでも、ライト、 スタンダード、季節モノなど色々あって覚えきれない。更に、(ビールに限らず)いまだに英語のメニューを見ても頭の中に像が浮かばないので、 毎度テキトーに注文しては、失敗を繰り返してしまう。早く慣れないと。

<土曜>

MIT日本人会プレゼンツ"Japan BBQ Party"に混ぜてもらう。yoshiさん・yokoさんは主催メンバー。下準備のお手伝いということで、久々に包丁を振るうが・・・ いびつなタマネギ、ナスは僕の仕業です。参加者の皆さん、すいません。

bbq

学生団体のイベントには学校から予算がつくということのようで、タダ飯を食おうと、わらわら人が集まってくる。剣道部から、 ビジネススクールの同級生からと、僕も集客に若干貢献。メインイベント「water mellon crash(スイカ割り)」 で大いに盛り上がる。

 

 

 

 

さて、こうして日本人会の面々と知り合いになれた訳だが、自己紹介すると、なんだか共通してこんな反応が返ってくる:

「ああ貴方が、SloanieなのにAshdownに住んでるという(珍しい)人ですか」

SloanieというのはMBAの学生のこと(MITのビジネススクールがSloan Schoolという名前だから)。 エンジニアじゃない、ということで、若干ネガティブな響きの言葉とされているあたり、いかにもMITらしい。

曰く、Sloanieはお金持ちが多いので一番ボロくて安いAshdownになんて住まない、こうした集まりに出てくる人も少ない、 日本人同士でつるんでも仕方ないと思っているフシがある、云々。この微妙な距離感・・・。そういえば、 剣道部でもSloanieは他にいない。学校説明会で「MIT main campusとのつながりが、 他のビジネススクールにないSloanの強みです」というくだりがあったけど、現役のSloanieと話してみて「ほんとかな・・・」 と思ったことがあった。さもありなん。

確かにサイエンスとビジネスで興味は違うだろうし、ポスドクと社費派遣なんかでは金銭感覚違うかもしれないし、 Ph.DとMBAは滞在の時間軸も違うし、でもお互い、勿体無いなあ。なんかこんなこと前にも考えたことあるぞ、と思ったら、 某メーカーでR&Dの方針大転換の仕事をした際、目の当たりにした研究部隊と事業部隊のギャップに似てると気がついた。 学内デスバレーというか何というか。

どっち付かずの半端モノとしては、やっぱり谷の狭間で生きて行きたい訳で・・・と、妙なツボにはまって思うところの多い1日。

birthday

ちなみに、BBQ終了後は主催者の皆で集まって、メンバーのお誕生日会。おめでとう!

 

 

 

 

 

ikki

 

久々の怒涛のイッキで大盛り上がりしつつ、夜は更ける。へろへろになりました・・・。皆さん、今後ともよろしく。

 

 

 

 

 

<日曜>

韓国から来ているMyungheeは、剣道部の新入部員仲間。まったく未経験ながら、なぜだか剣道したくなったらしく、 週3度の練習は彼女の素振り指導から始まることになっている。携帯番号より先にMSN MessengerのIDを訊いてきたという、 強烈にMIT的なヒトである。

そんなMyungheeとIMしていたら、日曜に映画でも見にいこうという話になった。

warworlds3_sm

←これ。ほんとに名作なんでしょうか

 

 

 

台詞の半分も聞き取れなかったので、内容を批評できる訳もなく・・・チャイナタウンでしゃぶしゃぶをつつきながら、 やっぱり違う話で盛り上がる。聞けば、iRobotを立ち上げた教授の下でロボット工学をやってるという。 KAISTを出て博士2年目、筋金入りだ。 こんな人としれっと友達になれるのがこの学校の楽しいところ。

ロボット工学は、材料、機械、電気、化学やら脳神経まで結集した工学の総合格闘技とあって、僕もとても興味を持っている分野だ。 AIBOをつくったソニーの土井さんがいう通り、 何十年後の一大産業になるだろうし、そうなればクルマに次ぐ日本の稼ぎ頭になるかもしれない。 アメリカではiRobotがやっぱり軍事用途から入って商業的には先行しているけど、日本勢も家電、自動車で培ったセンサー・ アクチュエーター・組み込みソフトの三種の神器では負けないぞ・・・。

彼女に言わせれば、日本のロボット研究者は人型・二足歩行にこだわり過ぎて、「どこでも活動できる」ロボットに弱いのでダメだという。 そりゃ軍事はそうかもしれないけど、こっちは娯楽・民生でも大丈夫な繊細さがウリなんだ。喧々諤々。

日本のアニメを観てロボットを作る夢を抱き、博士をとったらサムスンなんかより今のボスの会社(iRobot) で働きたいという彼女は、本当に自分の研究が好きで、目を輝かせながらロボットについて語る。

僕はというと・・・ロボット好きだけど、今更ながら技術の中身は全然分かってないことに気付かされる。じゃあ、 ロボットの産業論やら政策論やら尤もらしく語れるかというと、やっぱり全然なわけで。どっち付かずの半端モノとしては、 谷の狭間で生きて行きたいのだが・・・さて、どうしたものか。

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

大丈夫だよ、Konpe氏は十分にポスドクっぽいので!
Sloanieと”本家”との橋渡し、期待しています。

Sengoku | URL | 2005-07-05(Tue)07:18 [編集]


ぴろこさんのページから飛んできました。
おいらは、サマースクールでこちらに来ています。ケンブリッジにきて2週間経ちました。どこかですれ違ってるかもしれないですね。^^

くま | URL | 2005-07-09(Sat)12:29 [編集]


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。