konpe's 夜の仕事記

民間セクター開発、BoP、Clean Tech

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貧困マーケティング

マケドニアでの最初の1週間が終了。

言葉をちょっとは覚えよう、と思いつつ苦戦中。マケドニア語では、YesはДa(ダー)、NoはHe(ネー)といいます。

職場でネーネー、ダーダー言い合ってるのを聞くと、「無ぇ、無ぇ」「んだー、んだー」と田舎っぽく聞こえてしまい、 可笑しくてしょうがありません。ついでに、Дaと言う顔が (´Д`) ←に似てる人がいたりして、さらに可笑しくてしょうがありません。(←まじめに仕事しろ)

仕事の中身もそれなりに取り組んでます。Pro-poorな事業構築、というお題なので、昔さんざんやった事業構築と同様、 最終顧客のセグメンテーションから始まり、ターゲット顧客と提供価値の特定、KFS(Key Buying Factor)とKBP (Key Buying Process)の抽出、価値提供システムとエコノミクスの設計、事業運営の体制づくり、 みたいな常道に沿ってとりあえず設計。とはいえ、貧困層のマーケティング、というのはさすがに初めて。また、 運営体制も特定クライアント企業がいる訳でもなく、民間+行政+Civil Society(NGOとか) から乗ってくれる人を見つけ出して巻き込んで説得、みたいな形になるようです。三者三様の思惑がありそう。

この国で貧困層というと、必ず考えないといけないのがロマ人、別称(蔑称)ジプシー。教育レベルも収入レベルも一番低く、 失業率が8割近い、みたいな人たち。1日をゴミ捨て場や埋め立て地で過ごし、 鉄や廃材なんかを掘り出してはリサイクル業者に売って生計をたて、衛生環境の悪さから平均余命も最短、みたいな人たち。そういえば、 マケドニアに着いた初日、辺りが暗くなったので家に帰ろうとしているとロマ人の子供たちが寄ってきた。 訳の分からない言葉をまくしたてながら右にまとわりついてくると思ったら、左からもう1人がポケットに手をしのばせてくる、みたいな人たち。 ある事業アイデアについて、ロマ人を組織化して雇用してトレーニングできないのか、とNGOの人に安易に聞いてみたら、 毎日通勤するような連中じゃない、契約を守るなんて概念がない、とのお答え。前途多難そうです。

民族感情。日本にはないし(若干、語弊がありますが)、アメリカでも色々混ざりつつ表面上は融和してるように感じますが、ここでは、 あからさまに仲が悪いことを理解しとかないと仕事にならないみたいです。

cross

最初はなんだろう、と思ってた山の上の十字架、「マケドニアはキリスト教の国だぞ」という意図で政府が建てたものだとか。 全然ぴんと来ませんでしたが、マケドニア人が人口の7割、アルバニア人が2割、残りがロマ人含む少数民族。それでもって、 マケドニア人はキリスト教(マケドニア正教)、アルバニア人はイスラム教。上の写真は、 アルバニア人の住居区から橋を渡って市街地に出る時に見る景色です。なかなか強烈なメッセージです。

来週、大きな選挙を控えてますが、地方では選挙活動中、マケドニア人政党とアルバニア人政党のいざこざで銃撃があったとか。 首都ではめったなことは無いそうですが、いちおう、行動に気をつけて過ごしてます。

アルバニア人にも貧困グループがいるようだけどターゲットにすべきでは、と言うとマケドニア人はあんまりいい顔しなかったり。 ファクトとロジックだけで人は動かん、という聞き慣れたような言葉に、また別の重みが感じられます。

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