konpe's 夜の仕事記

民間セクター開発、BoP、Clean Tech

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Japan×3

初めて会うアメリカ人に「Where are you from?」と訊かれて、日本、と答えると「Cool!」 と言われることがよくある。誰にでも言っているのかと思ったら、どうも韓国人や中国人に対しては言ってない。日本はかっこいい、とか、 奥深い文化を持つ国、みたいに思っている人が、けっこう多いように感じる。今週は、そんな日本をアピールするイベントが目白押しだった。

(1) Lunch Session "Japan's Emergence As a World Power"

お昼休みには毎日のように、SloanでCEOやらベンチャーキャピタリストやらコンサルタントやらを招いた昼食付きの講演会があり、 面白そうなものはたいてい幾つか同時開催しているので、いつも選ぶのにひと苦労。この日は、たまにはSloanの外でと思い、 全学部対象のMITの教授の講演を選択。Japan's Emergenceなんてビジネス系のお題にしてはずいぶん時代錯誤な、 と思ったら、戦前~大戦中の、「世界が日本を発見した」時期に着目した日本の文化研究だった。スピーカーはJohn Dower教授。 MITにしては意外な研究分野だが、あとで調べてみたら有名な日本研究の第一人者で、Japan in the Wake of World War II (邦題「敗北を抱きしめて」 )でピューリッツァー賞を受賞した人。

内容は、当時日本で流行り始めた「絵葉書」を取り上げ、絵柄を通じて見て取れる当時の日本の様子を紹介するというもの。 浮世絵調の色遣いながら、急激に西洋化する生活、日清・日露の連戦連勝に沸く人々、列強が睨み合う世界情勢を風刺するもの等、 むかし社会の教科書で見たような絵がスクリーンに映し出される。いわく「このカラーの印刷技術は日本で最初に発達した」 「使い捨てのハガキだというのにこの息を呑むようなデザイン、すばらしい」「この時代から日本は世界のRising Starになった」 べた褒めである。参加者は日本人以外のほうが多いが、皆感心していてなんだか嬉しくなる。

(2) Tsukimi Party

はるばるボストンからお月見。MIT日本人会主催、会場は僕の住む寮であるAshdown House (パーティー会場としてはキャンパス内でいちばん便利な場所なので)。MITの日本人学生、研究者、先生に加えて、 日本人以外でも日本に関心が強い人、スシが食えると聞いて来た人、何事かと覗きに来たAshdown住人、などなど、 80人くらい来て大盛況。

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室内ですが、(一応)ちゃんと月見しています

 

 

 

 

 

 

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ミニ茶室出現。手作りお茶菓子が皆に振舞われる

 

 

 

 

 

 

飛び入り参加の寮の非日本人たちはお茶は初めて。甘いとかすっぱいとか、感想はばらつく。たしかに、 スシを味わうのよりは敷居が高かろう。それでも、普段は騒々しい寮の一角でなんとも荘厳なお茶の雰囲気は気に入ってもらえたようだった。

(3) Japan C-Function

これはSloanの日本人学生が主催するパーティーで、ほぼ毎月、同様に各国の催しがあるなか、 例年日本が学期始めのトップバッターを務めることになっている。琴ライブ、寿司・焼きそばなどの出店、着物の着付け、餅つきなどてんこ盛り。 例年人気があるのは「書道」で、名前をテキトーに漢字で書いてあげるというもの(マイケル→舞蹴、とか)。 どんなに字が下手でも有り難がってもらえる得な企画。

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今年の目玉は、我々新1年生が全員総出で準備を進めてきた「サムライ・サンバ」。言ってしまえばマツケン+チャンバラだが、 今年は1年生だけで12人もいるので相当な演出が可能。秘密裏に朝練を重ね、「日本人は2ヶ月もかけて、なにかスゴイのを準備してるらしい」 との前評判も上々。まさに日本のタレントが結集・・・トヨタ技術者が舞台装置を開発、ソニーPMが音響・映像監督を務め、 日銀エコノミストが国民的電撃キャラに扮する豪華ステージ。日本経済の底力を見よ!

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チャンバラもサンバも、思った以上のウケ具合。舞台の上からも、観客がぐいぐい引き込まれてくるのがわかる。最後には、 みんな舞台に上がってきて一緒に「オーレ!」

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みな、本当に感動してくれたようで、次の日になっても「お前らスゲー」と興奮気味で、成功を祝ってくれる。 日本の上をいく他国版を企画するのは大変だ、と本気でプレッシャーを感じていたりする。

なにも伝統芸能を見せた訳でも、プロが演じた訳でもない。内容自体よりも、細部まで凝った作り込み、大人数での見事な調和、 完成度の高さが強く印象に残っている様子。これぞ日本のお家芸、簡単には真似出来まい。「凝る」とか「作り込む」って、 英語ではうまく説明できない気がする。彼らなりのボキャブラリーでの褒め言葉は「well-organized」だけど、 そういうことじゃないんだな・・・。この感触は大事にしたいと思う。

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みんな、お疲れ様でした!!

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コメント


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ぬぉ!やるなぁ。うちでもやろう・・・。

Tar-Chan | URL | 2005-09-26(Mon)19:48 [編集]


大変参考になる。ポケモンの着ぐるみが特にうらやましい。こんぺーちゃんは剣道かな?こういう時武道が出来るとキャラが立つよね。
こっちはまだ先(1月)だけど、その前にいろいろアドバイス乞いたいところ。

エースケ | URL | 2005-09-27(Tue)03:25 [編集]


そのJohn Dowerの授業、一年生の時にとったことがあります。奥様も日本人だし、超日本大好きな良い先生ですよ。
(授業の指定教科書が「敗北を抱きしめて」でしたが、「みんなから印税分をとるわけにいかないから。」と言って、みんなに1ドルずつ返してました^^;)

shan | URL | 2005-09-27(Tue)12:50 [編集]


> たー
マツケンは、道具類が揃えば見栄えも派手だしお勧めです。近々動画をアップするので見てやってくれい。
>えーすけ
おぉ、マッキがご迷惑をおかけしたようで・・・(詫)。
初回担当はある意味ラク。先に他国に舞台芸をやられると、やっぱり目新しさに欠けたかも。
>しゃん
話聞いてても、心の底から日本好きなことがびしばし伝わってくる先生でしたね・・。授業チェックしてみます。

konpe | URL | 2005-09-29(Thu)06:06 [編集]


渡米前にマツケンをやろうとして、道具を買おうとしたら、嫁に止められてしまった。なんとか秘密裏に獲得できないか模索中。。。

Tar-Chan | URL | 2005-09-29(Thu)16:12 [編集]


今度から、俺も呼んでくれ。
たのむ。

yuji | URL | 2005-09-30(Fri)14:49 [編集]


> tar-chan
ボストンまで来れば一式ありまっせ・・。
> yuji
おうとも! 川向こうの催しにも是非。

konpe | URL | 2005-10-09(Sun)15:46 [編集]


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