konpe's 夜の仕事記

民間セクター開発、BoP、Clean Tech

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誕生日にボストンに来た。

33歳になりました。いろんな媒体経由でお祝いメッセージを下さった100人位の皆様方、ありがとうございます!!

なつかしの地ボストンに、もうかれこれ2年半ぶりくらいに来ています。

3年前の誕生日に、ボストンで書いた日記(→過去記事)をレビューしてみる。迷っていたことがよく分かる。一方で、ぼんやりこんな感じになるんじゃないか、と思っていたことが、ことごとく具現化していることに驚く。5年後くらいにやりたい、と思っていたことが、2年前倒しでやれていることにも驚く。ビジョンの力ってすごい。それを一緒にひたむきに追求できる仲間に出逢えたことって、ものすごい。

> もし、自分が中長期的に開発の道を志すとしても、開発の知識なり専門性をつけて、開発専業の国際機関で働くのがどうもまだしっくりこない、というのは、こういう世界観からかもしれない。軍事や外交に即した各国の思惑だけでなく、民間主導の直接投資の金流にしても、商流にしても、貧困格差解消とか温暖化抑止とは違う方向に動くのが自然なしくみになっているのは明らかだ。安易なアンチグローバリゼーションに組する気はないにしても、去年の授業(貿易の枠組みとか国際金融とかグローバルガバナンスとか)を通じてなんとなく自分の中に形成されたのは、開発努力という力がくるくる小さく動き、それを凌駕して余りある大きな力が逆方向にぐるぐる回っている系の中で、開発専業の機関は正しいボタンを押しているのだろうかしらん、という世界観だった。

この世界観は、基本的には変わっていない。でも開発専業の国際機関に来ることを決めたのは、どのボタンを押すか、について、自分なりのアプローチの仕方が見つかったからだと思っている。

> 自分が本心から喜びを得られること、これまで積み重ねていて出来ること、 が重なる領域をみつけ、そこから上記の世界観に何かしら近づく線を引き、その線上を移動する推進力が得られそうな自分のプラットフォームを、所属する組織なりネットワークなりを組み合わせて卒業後にどう築いていくか、ということを考えている。自分が喜びを得られてそれなりに自信もあると思える仕事はきっと、分野の境界を行き来しながら数多の人の志に作用して協業を触媒する動き方と、ビッグピクチャーから正論を吐き続ける問題解決なはずだ。そんなのができる身の処し方があるとすれば、それは・・・。

それはsoketと世銀の組み合わせ。

> あっ、 と言葉を失って立ち止まるL。彼女の目線を追うと、先を歩いているのは講演でケネディスクールに来ていたムハマド・ユヌス氏。氏はLにとっては開発の道を志すに至った原動力であり心の師。狂喜乱舞しながら本やらカバンやらばらばら落としつつ駆け寄って、握手と記念撮影を懇願する。僕にとってもフルブライトの大先輩なので、機に乗じてご挨拶。なんとも温かみのある、謙虚ながらも視線の熱いお方だった。講演を聴いてまた感銘を受ける。これだけ揺ぎ無い性善説に立てて、折れない志と分け隔てない人類愛があってはじめて、ノーベル平和賞ものの仕事ができるのだ。でもそんなユヌス氏も、グラミン銀行を創業したのは36歳の時。それまでは大学で経済学を教えたりしながら、これで国が救えるものだろうかと迷いに迷っていたのだ。

ボストンでやたらと一緒だったLは、今はワシントンで一緒。If you are serious about it, counton me! といってsoketワシントンの立ち上げに一役買って出てくれて、さっそくリクルーティングまでしてきてくれた。バングラデシュの大事なパートナーのグラミンとは、昨日の深夜に電話会議。事業構想は着実に前に進んでいる。

ボストンにきて、いろんな人から "welcome back!!" と言ってもらえたことが嬉しい。僕の世界観、志、起業家精神、仕事へのアプローチ、等々にとって、ボストンは本当に故郷だから。

ワシントンで古い仲間のMと久しぶりに長時間のおしゃべり。コソボ時代に一緒に奮闘して、いろいろあって今は彼女も世銀。「卒業後に何するよ!?」という話になったとき、「僕はマッキンゼーに戻る」といったら、"Don't do that. We arelosing you!!"と真っ向から反対していた彼女。いや、民間の大企業を通じてできることが沢山あるんだ、と主張して譲らなかった僕。いろいろ試したことを、手段を変えて副業で続けながらも、結局こっちに来ることにしたよ、といったら"Welcome back!!" だって。そうだ帰ってきたんだ。君のあの言葉がどれだけ深く心に刺さり、この3年間、自分のやっていたことを問い直す力を生んでくれたことか。ただいま!

ボストンに来て早々、MITとケネディスクールを共にした親友のOと飲み明かす。途上国向けの波力発電+海水淡水化のMIT発ベンチャーがだいぶ軌道に乗りつつあるので、そろそろ新しいアイデアを追っかけたい、って。soketでやろうじゃないか。"Welcome back!!" そう、帰ってきたよ。

お世話になったMITに、本業で大きな恩返しをするアジェンダを携えて、初の出張でボストンにやってきた僕。懐かしい先生達、MITのイノベーションシステムを切り盛りしている縁の下の力持ち、在学時はお近づきになれなかった人達と、話すことが今回は沢山。"Welcome back!!" ただいま!

15にして学に志し、30にして立つ、40にして惑わず、50にして天命を知り、60にして耳に従う、70にして心の欲するところに従えども矩を越えず。3年遅れましたが、しっかり立ちました。今年もどしどし境界越えて、がんがん巻き込ませて頂いて、びゅんびゅん飛ばしていく所存です。日本にもそれなりに足を運びます。皆様引き続き、どうぞ宜しくお願いします。

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コメント


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お誕生日おめでとうございます!

ご無沙汰しています。
ブログを拝見し、いろいろ思うこともありました。
今しばし悩みたいと思います。

Gunya | URL | 2010-10-08(Fri)15:21 [編集]


お誕生日おめでとうございます!

以前就職活動中、そして公共政策大学院でのイベントでお会いさせていただいた盛島です。

これからも走り続けてください。こちらも必死で追いかけますので。

エントリーを呼んでいて、Konpeさんの留学時の刺激的な体験が想像できます。留学への想いが更に強くなりました。

Morishima Masato | URL | 2010-10-08(Fri)23:59 [編集]


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