konpe's 夜の仕事記

民間セクター開発、BoP、Clean Tech

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利根川語録

今日は、とあるプロジェクトの相談のためMITの利根川進教授を訪問。お忙しいところ2時間も割いていただき、 おおいに話が盛り上がりました。

プロジェクトの中身の議論もさることながら、その趣旨に強く賛同し、応援してくれ、 取り組み姿勢についてたくさんの助言をもらいました。スローンによく来る下手なビジネスリーダーの講演よりよっぽど、触発されるところ大。 特に印象に残った言葉をいくつか、書き留めておきます。

 

・日本を出て、世界を見て、Diversityに触れろ。できるだけ早く独り立ちしろ

・ブレークスルーを起こす能力は、クリエイティビティと経験値の和。どんなに経験が増えても、 この和でみると30代前半にピークに達して後は衰えるだけ、ということが脳科学の研究からわかっている。この時期に、 下働きやレールの上を歩く人生でなく、自分で決めて自分で動いているかどうかで後の成果が決まる

・大事なのは問いに早く答えられる能力でなく、他に誰も答えられない問いに答えられる能力、さらには、 そうした正しい問いをFormulateできる能力。そんな問題に取り組むからには、失敗ばかりするのは当たり前。 失敗にめげないことも大事な能力

・結局のところ成功する人というのは本当にやりたいこと、やってて楽しいことをやっている。これと決めたら、 世界中で自分のやりたいことに最も近いことをやり、最も進んでいる人の近くに身を置いて学ぶこと。それは、 他のいろんなものを捨てないとできないことだ。そこでリスクをとれるかどうか

・化学をやっていた学部生時代、先輩が勧めてくれた1本の論文で分子生物学に道を変えることを決めた。 当時は日本でやっている人が誰もいなかったのでアメリカに来た。がんウィルスの研究をしていたポスドク時代、 「これからは分子生物学の人が免疫学に行くと面白い」という恩師のひと言を信じてまた道を変えた。最初に読んだ論文は後でノーベル賞を取り、 恩師の研究室からは3代で8人のノーベル賞が出ている。最高水準との巡り合いには運も大きいが、求めてはじめて巡り合えるもの

・とはいえ、働きすぎはダメ。ひたすら、がむしゃら、リニアな思考でなく、一見ムダに見えることをやる、遠回りしてExtra gainを得る、という考えも持つべき。多くの日本人と同様、自分もがむしゃらにやってきたし、下にもそれを求めてきたが、最近、 歳をとってはじめて違うと分かった。おもしろくなさそうな所にこそ驚きがある

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