konpe's 夜の仕事記

民間セクター開発、BoP、Clean Tech

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7月9日の日経

朝刊の20面、経済教室「ITの未来 知覚機能に」と題して、MITのSensible Organizationsプロジェクトの概略が紹介されました。

「・・・一方、腕時計やネームプレートに埋め込まれたセンサーチップで、個人の活動、 組織の構成員相互のコミュニケーションや行動への影響度などの情報を蓄積し、 容易に理解可能な形で表現する方法をMITと日立が共同研究している。これにより、 知識労働者や組織活動の全体像がはじめて科学的に分析され、生産性向上の道も開ける。・・・」

「人間の知覚機能の限界を超越し、地球規模でシームレスに「全体」を捉えることも可能となる。ヒトや企業、 政府といった個々の主体がそれぞれ最適な行動をとったとしても、全体システムが破綻に向かう場合もある。「個」の小さな変化であっても、 負の連鎖で「全体」が脅かされるためである。環境問題は代表例であるが、こうした事態を防ぐには、・・・」

いろんな賛否がありそうな壮大な話も含めて、かれこれ2年近く、議論に参加させていただいてきた内容が凝縮された記事。関連業界各位、 ぜひご一読ください。そいでご意見下さい。あと、こちらはちと内容古いですが、MIT ILP(インダストリー・リエゾン・プログラム) の記事にも載ってます。

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Sensible Organizations

KSGでの生活がようやく落ち着いてきた矢先、今年もやってきてしまった嵐の一週間・メディアラボのスポンサーミーティング。

年明けから始まったセンサーネットのプロジェクトは、 新学期開始にあたり参加企業も増え、スローンの学生チームを再編成し、心強いメディアラボの面々も新たに参加。 学生のゲリラ的プロジェクトから授業に格上げになり、 ようやくできた手作りハードウェアを使った各種実験を交えての研究プランニングと事業化検討継続との同時並行で動いている。 ハーバードの心理学方面の先生にも力を借りることになりそう。先学期末、 締め切り直前に徹夜明けのもうろうとした頭でエイやと決めたプロジェクト名「Sensible Organizations」は、 Sandy Pentland教授が今回のスポンサーミーティングで大々的にキャンペーンを張り、すっかり知れ渡った模様。 ポスターセッションをやり、スポンサーの方々とお話し、 スポンサー入りを検討している日本企業の方々にまでなぜだかお招きいただいてお話をした。目が回る1週間だったがいろんな出会いもあり、 今後の発展がますます楽しみ。

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06前半振り返り-メディアラボ

さて、1年目が終わりました(もう、終わってしばらく経ちますが)。ぼちぼち、振り返りの時期。

1年を通じていちばん力を入れた活動は、メディアラボ・スローン協業のセンサーネットプロジェクトだったように思う。

春学期の頭からスポンサーの方と膝詰めでプロジェクト設計、メンバーのリクルーティング、チーム結成とキックオフから始まって、 メディアラボの学生によるデバイス開発と並行してスローン側チームで社会科学寄りの知見の収集、商品コンセプト作り、 事業化に向けた課題の洗い出し、技術開発へのフィードバック等々を試行錯誤しながら進めてきたこのプロジェクト。

おりしも日本に戻ってくる前の週に、メディアラボのスポンサーを全世界から集めて研究成果をアップデートする一大イベント、 スポンサーミーティングを終えたところ。今回は発表する側として、日本からはるばる視察に訪れたスポンサーの方々への説明、 他スポンサーやMIT学内の研究グループ諸々を交えた意見交換、ポスターセッション、等々、よく働いた。

結果は上々で、今回のイベントの目玉ともいえるほど注目を集めることになる。自分でもびっくり。

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プロジェクトキックオフ

先の金曜日より、先学期から仕込んできたスローンとメディアラボの協業プロジェクトがいよいよ始動。

これは、メディアラボのスポンサー企業を対象に、研究段階にある技術を製品・サービスにもっていくまでの開発マーケティング、 事業企画をMBA学生が手伝うというプロジェクト。以前の記事に書いたとおり、 MIT発のスタートアップを加速する枠組みはいくつか整っているが、 大手企業がスポンサーするMITの研究を事業面から支援する取り組みはこれまで案外なく、ブラインドスポットをうまく突いた格好。

第一号クライアントは日本の大手電機メーカーで、メディアラボと共同でセンサーネットワークという分野の研究をしている。 これを応用した商品コンセプトの設計、有望市場の特定が今回のテーマ。

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05後半振り返り:勉強以外1

メディアラボ・課外活動・交友は、3つ巴になりながら進展した感がある。順を追って思い出していたら、 なんだか物語風になってしまったが今回はご愛嬌ということで。

メディアラボとMIT内の他学部、特にスローンとのつながりはあまり強くない。たまに50Kなんかで、 メディアラボとスローンの学生同志がチームを組むのが関の山。スポンサーミーティングに出て、CSKさんのお手伝いをしつつ、 ラボの研究内容を知るにつれて「スローンとの間でもっと広く、何かできないものか」と考えていた。「何か」じゃ何も動かない、 それが個別の技術・商売ネタだったら50Kと同じで単発止まりだし、と、授業中もうわの空になっていたのが10月頃だった。

そのままぼ~っとしてたら何もなかったかもしれないが、動いてみたら同じことを考えてる連中に出くわすものだ。人に会ううち、 カメラのピントが合うように、今回の企画は像を結びはじめたのだった。

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メディアラボ鳥瞰

来週からはじめての試験(Mid term exam)のため、Sloan1年生の間では緊張感が高まる一方。日々、TA (Teaching Assistant)たちによる試験に向けた復習セッションが行われたり、どこから仕入れてくるのか 「試験でこんな問題が出るらしい」情報がメールで回ってきたり、 普段図書館では絶対会わないクラスメートが珍しく教科書とにらめっこしてたりと、皆準備に余念がない。

一方、メディアラボのスポンサーミーティングも来週に迫ってきた。人と研究内容を知る大事な機会なので、 それなりに準備して臨みたいところ。扱っている分野が多岐に渡るので、 これまでたまたま出会ってきた人たちの話を総合してもまったく全体感がつかめた気がしない。 ラボでは約30人の教授がほぼ1人1つづつ研究グループを持ち、 グループ毎に数人~10人程の学生が各々自由にテーマを定めて研究をしている。 いくつかの研究グループが合同で取り組んでいる横断的なテーマもある。スポンサーがお金を出す際の「商品」ともいえる、 大括りのコンソーシアムという分類もあるが、 各グループがコンソーシアムをいくつも掛け持ちしていたり括り方がいつの間にやら変わっていたり、 ダイナミックで良いのだが鳥瞰するのが非常にむずかしい。どうしたものかと思っていたら、こんなお知らせが舞い込んできた:

「Media Lab Faculty Marathon」

これから研究テーマを決めるメディアラボの新1年生を対象に、丸1日をかけて、 教授陣がひとり15分ずつ各自の研究内容を紹介するというもの。まさに渡りに船。

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メディアラボの友人たち

学期始めのお祭りも一巡し、Sloanの授業の負荷は増える一方。とはいえ力加減も分かってきたので、ばっさばっさ削りつつ、 MediaLabでの仕事の仕込みに着手。

仕事始めは10月下旬のスポンサー・ミーティングになる。これはラボが企業スポンサーを招いて年2回、 オープンハウス形式で行う一大イベントで、ニコラス・ネグロポンテ初代所長の基調講演に始まり、ラボの全教授・学生が研究成果をデモし、 世界中から集まるスポンサーの代表者がそれを吟味し、次の研究テーマが議論され、濃い情報が行き交う場。 まずはこれに出席してラボにキャッチアップすることになっている。とはいえ、300を超える研究テーマがある中で、 行き当たりばったりでは見て回れない。しばらくは、友達を増やしながら地道に情報を得て、勘所をつかんでおかないといけない。

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京都・大川センターにて

関西にて3連休。旧友を訪ね歩く傍ら、けいはんな学研都市にあるCSKの研究施設を訪問。ここは、 MITメディアラボで開発されたテクノロジーを活かしてこどもたちの創造力をはぐくむCSKの社会貢献事業、「CAMP」の拠点になっている。

訪問の目的はCAMPの活動の見学と、これに関係するメディアラボでの調査研究についての打ち合わせ。僕はもともと、子供が大好き、 とか、教育に関心が強い、というわけではなかったけれど、なかなかどうして、見せてもらったものは興味深く、また意義深い。

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MITメディアラボ

今回の留学中、ビジネススクールとならんでもう1つの活動の場となるのがメディアラボ。

MBAの授業でストラテジーだのマーケティングだの初歩から学ぶというのは、今更感もあり、正直わくわくしない。一方メディアラボは、 その研究内容も組織運営も、興味関心のど真ん中にある。(現実的に使える時間はともかく)意識の上では、こちらの比重がそうとう高い。

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